一般財団法人森記念財団 都市戦略研究所(所長:竹中平蔵)は、2018年版の「世界の都市総合力ランキング(Global Power City Index, GPCI)」を発表した。ロンドン、パリ、ニューヨーク、東京、北京、香港、シドニー等、世界の主要44都市を、経済、研究・開発、文化・交流、移住、環境、交通・アクセス等、6つの指標で調査しランキング化した。
インデックス
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都市総合ランキングのトップは?
調査結果によると、総合ランキングでは1位 ロンドン、2位 ニューヨーク、3位 東京、4位 パリ、5位 シンガポールとなり、上位の顔ぶれは前年と変わらなかった。ロンドンは2012年のオリンピック以降、7年連続でトップの座を死守した。大幅にスコアを伸ばしたのはアムステルダム。ソウルを抜き6位にランクインした。要因は、高い居住性、GDPの成長による経済分野の高評価が挙げられる。他に北米都市も大きく躍進。米国は堅調な経済状況や法人税率の引き下げが好影響をもたらし、全都市でスコアを伸ばしている。特にサンフランシスコは、経済と環境分野で評価を高め、前年の17位から13位まで順位を上げた。
一方、順位を落としたのはアジア勢。北京は交通・アクセス分野、上海は経済分野で評価を落とし、それぞれ13位から23位、15位から26位に順位を落とした。
ワークスペースの多様化、ハイクラスホテルの客室数が重要に
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